2025年3月教員を退職して迎えた4月に手放したもの

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【4月に手放したもの】「スッキリ」以上の変化がやってきた

2025年3月末、私は長年続けてきた教員生活に区切りをつけました。
そして迎えた4月――新しい生活のスタートにふさわしく、この1ヶ月は私にとって“手放す”月になりました。

気づけば、いくつかの大きな習慣や関係性を見直し、思い切って手放していたのです。


■ 宅配の生協を手放す

まず手放したのは、長年利用していた宅配の生協。
実は2つの生協を使い分けていたのですが、「これ、本当に必要かな?」と自分に問い直す機会が増えていました。

毎週の注文ルーティン、
「あれ?こんなの頼んだっけ?」という買い物の惰性、
夕方の忙しい時間に発泡スチロールの箱を片付ける作業…。

便利なはずの仕組みが、いつの間にか小さなストレスになっていたことに気づきました。
思い切って一度、すべてストップしてみることに。


■ ソフトバンクの回線とさようなら

次に見直したのは、10年以上使っていたソフトバンクのスマホ回線。
このタイミングで、格安スマホのUQモバイルに切り替えました。

最初は「長く使ってきたから…」という理由で踏み出せずにいたのですが、
実際に変えてみると、驚くほど不具合はなし。
むしろ「なんで今までこだわっていたんだろう?」と思えるほどスムーズでした。

少しだけ寂しさもありましたが、それよりも
「もっと自分に合う選択をしていいんだ」という前向きな感情が勝りました。


■ 仕事だけの人間関係と、仕事用の服

退職をきっかけに、仕事だけで繋がっていた人間関係とも自然に距離を置くように。
「お互い、もう無理をして関わらなくてもいいよね」と、どこか感じていた空気感。
それを無理に繋ぎ止める必要はないと、自分の中で区切りをつけました。

同時に、仕事用の服も整理。
「着ていないのに“あるべき”と思って持っていた服」たちを手放しました。
クローゼットも気持ちも、ふっと軽くなった瞬間でした。


■ 手放すことで得たのは、「スッキリ」以上の変化

こうして振り返ってみると、手放すことには「スッキリ」以上の力があると感じます。

・迷っていた時間
・管理する手間
・人間関係でのモヤモヤ

そういった“見えない重さ”が、自分を止めていたんだと気づきました。

4月はまるで「前に進むしかない」状態に、自分を押し出してくれたような感覚でした。
ほんの少しの勇気が、大きな変化を連れてきてくれることを、身をもって実感しています。


これからの人生、自分にとって心地よいものだけを選びながら、
もっと自由に、もっと軽やかに歩いていきたいと思います。