【体験記】教員を早期退職した私が退職までにしたこと

退職

教員を早期退職した友達から、「退職までにやっておいた方が良いよ」とアドバイスをいくつかもらって、その中でも私が実際に退職前にしたことをご紹介します。

4月からは安定した収入がなくなる以上に、公務員ではなくなるので、公務員の間にやれることはやっておいてよかったな、とつくづく思います。これから、退職を考えておられる方がおられたら参考になれば幸いです。

1. 新しいクレジットカードを作っておく

現職中もクレジットカードは持っていましたが、新たにお得なクレジットカードを作ろうと思ったら、無収入・無職、「公務員」ではなくなると、一気に審査が厳しくなることがあるそうです。

私はお金の大学の両学長さんの本やYou-tubeを最近は参考にさせていただいているのですが、その中で、おすすめされていたのが楽天カード、楽天証券、楽天銀行など、楽天にまとめてしまう管理方法です。

毎月の必要最低限の固定費についても、これからはちゃんと管理しなきゃと思っていますし、ポイント還元は安定した収入が無くなる中、貴重な資源になると思い、

公務員の間に申し込むと審査がスムーズに通るのは当たり前なので、退職前に楽天カードを作ることにしました。

これまでクレジットカードや住宅ローンを組むときに困ったことが一度もなかったのは、公務員という職業のおかげだったのだと改めて感じました。

2. 健康保険の手続きを調べておく

教員をしている間は共済組合に加入していて、給料から自動的に天引きされていたので、健康保険のことを意識することはほとんどありませんでした。

退職後は健康保険の手続きを自分でしなければならず、しかも退職日から14日以内に手続きをしないといけないそうです。

【任意継続】にするのか【国民健康保険】に入るのか、家族の健康保険に【扶養】で入るのか…どの方法が良いのかを家族で相談して決めておきました。

扶養に入ることも検討していたのですが、民間の会社は扶養に入る基準を独自に設定していることもあるとのことで、主人の会社の人事の方にも聞いてもらいました。この下調べのおかげで、退職後慌てることなく、手続きができました。

3. 転職活動をしておく

私の周りには、この3月末で教員を早期退職した友人が何人もいます。中には、退職してからこれからを考えると転職活動を一切せずに退職日を迎えた友人もいますが、

私は退職前に転職活動をがっつりしました。理由は仕事に就きたかったのではなく、自分の価値が大丈夫かを知りたかったから。

現職中に面接を受けることで、退職することの理由やマイナスな質問が来るかと思いましたが、そんなことは一切ありませんでした。

私は転職サイトに登録して紹介された会社もありましたが、主にスクールカウンセラーや相談員の試験を受けました。学校が完全に嫌いになったわけではないのと、違うかたちで子どもに係る仕事がしたかったからです。

職種にもよるかと思いますが、学校や行政関係の正規職員以外の仕事の募集は、1月から3月にかけて実施する自治体が多く、退職前に動いておいてよかったと思っています。

4. 教材や備品は現役の先生に譲る

図工の絵具セットや習字セット、教材研究のための本など、長年かけて集めた道具や資料たち。使うかもしれない…と思って残しておいても、結局使わなかったという話もよく聞きます。

これからも教育に関わる仕事をする場合は残しておくのも良いですが、使わなさそうなものは現役の先生にお譲りしました。今、思うとメルカリで売る方法もあったかもしれませんが、中古品でこんなに喜ばれるのなら、私は先生方にもらっていただけて良かったと思っています。

まとめ

次年度に向けて人事異動や職員配置でまわりが話している中、退職に向けての準備を職場の誰にも言わず、こそこそと一人でやっておりました笑

特にクレジットカードや健康保険などの手続きは、収入があるうちに動いておいた方が良いと実感しています。

同じように退職を考えている方の参考になれば嬉しいです。