2025年3月末、私は教員を早期退職しました。50歳を目前にした決断。迷いもありましたが、今は「本当に辞めてよかった」と思えています。
今回は、教員退職後に入ってきたお金についてまとめます。退職金だけでなく、思いがけない「臨時収入」もありました。これから早期退職を検討されている方の参考になれば幸いです。
1. 思っていた以上に多かった「退職金」
まずは、やはり退職金について。
私は公立学校の教員として20年以上勤務してきました。正直なところ、これまで「退職金ってどれくらいもらえるんだろう?」と明確には把握していませんでした。
実際に振り込まれた金額を見て、**「思っていたよりずっと多い」**というのが率直な感想です。
今後、公務員の退職金は減額傾向とも言われている中で、これだけの金額をいただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
2. 互助組合の「退会金」が38万円も!
続いては互助組合の退会金。
私は20年以上、教職員互助組合に加入していました。退職時に「退職互助」に勧められたのですが、これから先どうなるのかわからないこと、そして終身で約100万円を支払う必要があるということもあり、今回は見送りました。
その代わり、退会手続きをしたところ、なんと38万円が戻ってきたのです。
正直、どういう仕組みでこの額になるのかは分かっていません。でも、「辞めたら戻ってくるお金がある」ということを知っているだけでも違いますよね。
3. 共済退会手続きで返ってきたお金は14万円
さらに、共済の退会手続きでもお金が戻ってきました。
こちらは14万円ほど。共済についても、「続けますか?」「退会しますか?」という選択肢があったのですが、今回は退会を選びました。
公務員は基本的に失業保険がもらえない(例外はあります)ので、こうした退職時の返金は本当にありがたいと感じました。
4. 早期退職を振り返って思うこと
いろんな「返金」がありましたが、やっぱりもっと貯めておけばよかったという気持ちは少しあります。
退職金や退会金があって助かったとはいえ、退職後の生活にはお金がかかるのが現実。今後、医療費や親の介護、子どもの進学など、予測できない出費も出てくるかもしれません。
それでも、退職して見えた景色、感じた心のゆとりは、お金には代えがたいものでした。
まとめ|退職金以外にもある、教員の「退職後に戻ってくるお金」
私が今回、教員を早期退職して得たお金をまとめると…
- 退職金(私が思っていたより多かったです。)
- 互助組合の退会金 → 38万円
- 共済の退会返金 → 14万円
退職を考えている方にとって、少しでも役立つ情報になれば嬉しいです。
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